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利便優先と環境優先の天秤
~時が経てば忘れ去られ、気付けば時代遅れと化す本来目的~

What is the alternative to using useful pet bottles?

本日の気になる記事はこれ↓

自販機からペットボトル排除相次ぐ 使い捨てプラ削減

<2019.12.3> 産経新聞

要約すると

軽くて持ち運びもしやすく、リサイクルにもうってつけな便利の象徴「ペットボトル」も、時代が変われば選ばれないモノへと変わりゆく儚さに驚きです。

ペットボトルの歴史とリサイクル

これを機にペットボトルの活躍を振り返ります。

リサイクル率(ごみ排出量に占めるリサイクル量の割合)は80%超えと優秀です。

ただリサイクルには、「マテリアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」「サーマルリサイクル」の3つがあり、日本は大半が「サーマルリサイクル」。これは焼却熱を温水プールや火力発電に活かすという枠組み。つまり資源がまた同じ資源に戻る再現性はないのです。

そもそもリサイクル出来るものもリサイクルされなければ意味がありません。その点で言えば、ペットボトルのリサイクル率80%は回収率の高さを意味していそうです。

「ゴミの量を減らす」という本来の目的に戻れば、ゴミを減らすにはこのリサイクル率を更に高める、もしくはゴミの量を減らすところが検討の入口となることでしょう。ゴミを減らす部分に関しては、素材をそのまま再利用するリユースや、そもそも量を出さないリデュースがありますが、これらの効果はゴミの量削減に直接的に作用します。

別の記事でも触れましたが、使う側にも責任が求められますので、「リサイクル=エコ=とりあえずOK」と盲信的になるのではなく、本来の目的を見失わずに手段を選んでいくことが大切ではないでしょうか。信じ難いですが、判断軸一つでペットボトルの優位性は評価されなくなり、またリサイクルも時代遅れな手法とみなされつつある状況です。

これからの僕(→おっさん)らは

ゴミ捨ての問題と同様に、僕たちはしばしば本来の目的を見失います。なぜなら時間が経てば経つほど反復的な行為は直感的になされ、余計な記憶はそのまま忘れ去ってしまうから。更に言えば、自分事ならまだしも、思い入れのない他人事となれば尚更です。

そしてもう一つ、ペットボトルの存在意義の部分に着目すると、判断軸が入れ替わり優先順位が変化することによって、ドラスティックな形勢逆転が発生するメカニズムも浮かび上がります。
メカニズムと言うと目新しそうですが、これの変化はいつの時代にも付き物です。かつては火縄銃、蒸気機関、今ではインターネットやスマホといった時代の寵児をグリップしないと、自分がいくら今まで優位であってもひっくり返されてしまいます。

この「本来の目的は忘れ去られる」という点と「優位性はひっくり返される」という点を踏まえると、やや割り切りになりますが、過去を大事にすることに必要以上に価値を見出すことはないのかもしれません。

自分の過去は周りの人たちには忘れ去られ、またしがみついていても、突然価値は廃れて消えていくかもしれません。

そう思うと、失敗した過去を自分が思っている以上に恥ずかしがらなくてもよさそうです。むしろいつも新しいことに挑戦し、自分を常に最新にアップデートすることが、時代を生き抜くためには求められているように思えます。

僕らおっさんも、30代では過去を偲ぶのにはまだ早いのかも。新しいことに触れて、面白いと思ったら飛びつく。ダメならまた探して、触れて、飛びつく。

「新しいことなんてできない」なんて、諦めたらそこで試合終了ってやつか。
たかがペットボトルの削減のお話でも、考えをつめていくと生きていくことの厳しさを認識させられます。


・・・・・
答えは直ぐには出てきませんが、チャンスの神様を逃さないよう些細なことから考えることを習慣に。

じゃあな。またな。

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