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加熱するCO2削減合戦
~テクノロジーはどんな既存価値の代替となるか?~

Technology may be the way

to solve the biggest world problem.

本日の気になる記事はこれ↓

米マイクロソフト、排出する「すべてのCO2を回収」 2050年までに

<2020.1.17> BCC NEWS JAPAN

要約すると

要約ではカットしていますが、「我々がCO2排出量を抑えなければ、」というスミス社長の発言があります。地球温暖化問題に解決を挑む者としての自分事としての発言、スケールの大きさにシビレますね。

CO2削減の取り組み

世界的リーダーであるMicrosoft社の発言となると他の会社も見過ごせませんが、そもそもどれだけの組織がCO2削減に積極的なのでしょうか。

CO2に対する取り組みに関連する言葉として、「カーボン・オフセット」、「カーボン・ニュートラル」、「カーボン・ネガティブ」という言葉があります。

それぞれの言葉の意味を簡単に確認しておくと以下のとおりです。

私の理解が及ばないせいかもしれませんが、オフセットとニュートラルの境界がやや曖昧ですね。ニュートラルは国内外での定義が若干異なるようですが、大枠の捉え方は同じです。

これらのCO2関連カーボン用語、馴染みのない方も多いかもしれませんが、調べてみると国内外の多くの企業・自治体がカーボン・ニュートラルに取り組んでいることが分かります。

昨今の事例では、東京ガスが燃料電池バスにも燃料を充填できる水素供給施設「豊洲水素ステーションを」を開所したり、佐川急便がカーボン・ニュートラル宅配便を実施したりと、事業単位のカーボン・ニュートラルの実現をし、

またより事業規模の広いものでは、F1にてレースに付随する巡業全体を2030年までに「カーボン・ニュートラル」達成することを目指したり、独ボッシュが2020年に事業活動全体でのカーボン・ニュートラルを目指すといった具合に、

企業によって取り組む姿勢は様々ではありますが、多くの企業が積極的に取り組んでいます。

さらには企業に止まらず、英ロックバンド「Coldplay」がツアーが完全にカーボンニュートラルになることを望んでツアー計画を中止したり、

カリフォルニア州では2045年末までに州の電力をCO2排出量ゼロのエネルギー源のみで供給することを義務付ける法律が成立し、また同年末までに州の経済全体をカーボンニュートラルにする方法を検討するよう州当局に指示する州知事命令が発行されたりと、実施主体に制限はありません。

ここまでいくと、流石に世の中CO2削減合戦のような構図に思えなくもないのですが、ただのアピール合戦ではなく、CO2削減に本当に繋がっていればいいですね。

これからの僕(→おっさん)らは

こんなにも多くの企業が取り組んでいるものの、冒頭ニュースでは実施主体がMicrosoft社だったこともあり、世間ではかなりの注目を浴びていました。実際、私の身の回りでもこのニュースに関心を持っていた人はちらほらいました。

ただ単にニュートラルを目指すのではなく、今まで排出してきた分を回収するというのですから当然インパクトも大きいのですが、今回の注目度はMicrosoft社が環境対策のテクノロジーの牽引役となるのではないかという周囲からの大きな期待の表れでもあるように思えます。

地球温暖化への取り組みは、エコバッグのようにローテクなものであってもいいと思います。誰でも気軽に取り組めますからね。

でも、高度なテクノロジーにあやかれば、ライブ会場へ行かなくても十分臨場感のあるライブを体感できたり、飛行機乗らなくてもビデオ通話でコミュニケーションが取れたり、ドローンを使って自分の思うままに世界を見て回れるようになったりと、人の移動に伴うCO2等の排出を抑える代替策としての希望が見えてくるように思えます。

もちろん、リアルに勝る価値は無いと個人的には思っていますが、最近ではテクノロジーがリアルとは別の次元で、リアルでは逆に楽しめない楽しみ方を作り上げているような気がしてなりません

こういったテクノロジーの進出の中に、新しい価値の創造だけでなく、じわじわと進む既存価値との代替の関係性が見て取れないでしょうか

新しさを狙った訳ではなく代替することで、結果的に新たな機会が生まれています。

私達おっさんも、現状をこういった視点を持って少し先の将来を眺めることがいわゆる先見性となり、これからの時代を生きていく上で必要とされる価値発掘に繋がるのかと思います。


・・・・・
答えは直ぐには出てきませんが、チャンスの神様を逃さないよう些細なことから考えることを習慣に。

じゃあな。またな。

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