Merge your future with future technology.
こんにちは。”やまだかまち”です。
ど田舎生まれ・ど田舎育ちの30代おっさんサラリーマンですが、テレビだけでは届かない都心・世界の情報を地方に届け、地方に住むことを後悔しない人材の開発に貢献することを願い、今日も眠気に抗います。
地方に住んでいると、だいたい私くらいの年齢でみんな憧れのマイホームを手に入れます。
土地が安くて建物代だけで済むというお手頃が理由な訳ではありません。周りのみんなが買うからです。
みんなが結婚して取り残されるとソワソワし始める感覚と同じです。
都心に住む人は土地が高いから買えないという大義名分もありますが、結局は周りのみんなが買っていないから買わない。
つまり、身の周りの環境は自分の判断において、とても大事なのです。
さてここで、安く自由に家を作れる3Dプリンターが現実の世の中にで展開され、マイホームの提供を始めたとします。
みなさんこぞって買いたくなりますか?
断言しますが、3Dプリンターの技術を待てずに今のスタイルのマイホームを買う人が大半です。画期的な技術なのにもったいない。
そんな人たちは、「親の最高年収+300万円を超えられない人たち」というカテゴリーに自ら浸かる人たちです。
「おいおい、3Dプリンターはどこいった?」となりそうなので、現在の3Dプリンターの凄さをひとまず確認してみましょう。
それでは、本日の気になる記事はこちら↓
<2020.2.16> GigaZINE
要約すると
- 「世界で最も巨大な3Dプリンター製の家」がドバイで完成した。
- 3Dプリンターの登場により立体物が家庭で簡単に出力できるようになった。それだけでなく、3Dプリンターは食糧問題の解決や、建築の時短を期待され、これまでの産業のあり方を大きく変える可能性を秘めている。
- 3Dプリンター1台と機械を管理する企業のチーム1つで家が完成し、また素材はすべてその土地で調達することから材料の輸送費も浮かせられ、コスト面でも大きな削減が見込める。
自分の想像した家が図面に起こせさえすればすぐさま作れてしまい、その上なんとローコスト。大工さん要らずです。
百聞は一見に如かずですので、完成動画をひとまずご覧ください。
3Dプリンターの不安と期待
3Dプリンターでサッと作れるとは言っても、人生の大半面を過ごすことになるマイホームですから、安全面がやはり気になります。
今回のニュースはドバイですから、暑さの耐性は信頼できそうですね。笑
安全面はまだ研究途上のようですが、「3Dプリント中に放出された化合物には、人体に有害な物質が含まれる」という研究が発表されています。十分に喚起できていない部屋で3Dプリンターを稼働させると、肺や細胞に入り込みかねないとのことです。
(参考:3DP id.arts(2018.11.15)「米国研究機関が3Dプリンタから放出される有害物質と健康リスクに関する研究内容を発表」)
使用する材料を変えれば解決する問題なのかもしれませんが、肺に影響のある有害物質というと「アスベスト」を連想してしまいます。2005年頃に社会問題になり、日本では2006年12月に全面的な使用禁止となりました。なお、国内では今でも年間1500人以上の死者が出ています。
アスベストや耐震施工の状況は、不動産取引をする際に宅建士の重要説明事項となっているように、3Dプリンターでの施工も安全面で疑義が残る以上は将来告知義務の1つとなるのでしょう。つまり、最終的には選ぶ購入者個人の判断に委ねられます。
一方、明るい話題はどうかと、言われれば、こちらは多岐にわたる活躍が期待されています。
複雑な作業の効率化や技能の画一化が最大の利点と私は思っています。
単なる効率化ではなく、「複雑な」という点がポイントで、ニュースで出てきた建築だけでなく、医療や自動車、橋、造形品、芸術的なスイーツ、これらが人の手に頼らずに出来上がってしまいます。
しかも速くてローコスト。
ラーメン屋ではありませんが、「速い」「安い」「美味い(上手い)」が揃いました。笑
取り上げた記事を読むとどうしても「自分の家」という視点になってしまいますが、世界各地には自分の家の無い人たちで溢れています。彼らにも少しでも家が提供されやすくなると、世界全体が幸せな方向へ向かうような気がします。
これからの僕(→おっさん)ら
3Dプリンターという期待度大の製造マシーンの実現に向け、技術者が日々あくせくと汗を流しています。
一方僕らおっさんは、まさに指をくわえて実現を待っている状況です。
そこまで卑下せずとも、僕らは「そういうテクノロジーが生まれるんだって!すごいね!」と口にするだけの次元で、手足だけでなく発想も止まっています。
つまり、「未来はこうなる」と言われても、僕らの描く夢の中にはそのテクノロジーは含まれておらず、ただの知識に留まっているのです。
なぜなら、人は自分の目の前で見たもの・触れたものを信じ、それらを異様なまでに信用してしまうから。
例えば、憧れのマイホームを欲しがる人たちにとって、家を安く・速く・美しく作ってくれる画期的な3Dプリンターの登場が現実味を帯びてきたとしても、世間へのお披露目がいつになるか分からず、目の前で見れていないものである以上、多くの人たちは内覧会で自分の目の前で見て触れた家を欲しがります。
彼らにとって、頭で理解した「安くて自由にマイホームを作れる喜び」よりも、「見て欲しくなる欲求」の方が強いのです。参考までに不動産の世界では、一般的に自由度の高い注文住宅や売建よりも、建売の方がよく売れます。
建売物件の方がデザインが万人受けするという点もありますが、夢は結局自分自身で見れたもの・無難なものに収束してしまうのです。自分という枠から抜けだすのは困難なのです。
その他にも、残念ながら海外のスラム街で産まれた子は、スラム街しか知らないが故に、悲しいことにスラム街の夢に収束しているのが実態です。
自分がいま生活している世界に慣れてしまい、何か新しいことを始めるより、そこで過ごすことの方が本当に居心地が良いですよね。でもそこにいて、毎日そのレベルの世界が目に入っている限り、あなたの生活水準はそのレベルです。
やりたいこと、成し遂げたいことがあるなら、毎日写真で構わないので眺めてください。今の時代、ネットでググればすぐに見たい景色は見えてきます。
贅沢を言わせてもらえば、頑張ってお金貯めて背伸びして、一度触れに行ってください。努力して触れたその1回は、きっと自分の中で夢を見せ続けさせてくれます。
海外の貧しい子供が何かの縁で外の世界に触れた時、彼らは目を輝かせます。そしてその後努力を始め、未来に向かって走り出します。
夢を描くのは、今の延長上ではありません。
夢を描くのは、誰かが作る最高の未来の上に描くのです。
今の延長しか描けないのは、経験が足りないのです。経験は読書を通じた追体験でも構いません。経験を増やすには自ら行動するしかありません。
行動して見て触れた経験が、夢へのストックとなります。
・・・・・
答えは直ぐには出てきませんが、チャンスの神様を逃さないよう些細なことから考えることを習慣に。
じゃあな。またな。
人口1万人を切るど田舎生まれ・ど田舎育ちの30代おっさんサラリーマン。
特技は社畜ライフで鍛えた体力を用いての弾丸バックパック旅。
高校入学時に親からPCを与えられ、インターネットの恩恵により田舎高校から早稲田大学へ進学。
サークル活動に没頭するも総合成績(GPA)3.5以上を常に維持し、寄り道することなく社会人になる。
現在は社会貢献という自己解釈のもと会社で深夜残業・2年で転勤&転居が当たり前。
休日はスポーツ・資格の勉強・海外バックパッカーで構成される。あと、大量の睡眠も欠かさず補充。
10年ほどこの社会人スタイルで過ごし、70歳まで続けるのは無理だと悟り、自らの人生を真面目に思案中。
