11月16日に都内で行われたNPO法人鴻鵠塾主催のイベントにて、埼玉県三芳町にある産業廃棄物中間処理業者「石坂産業」で代表取締役社長を務める石坂典子さん(以下「石坂さん」)のお話を聞いてきました。
会場参加人数は150名程度。鴻鵠塾が学生を支援するイベントであることから学生層が多いのが特徴的ですが、学生以外の人と半々といったところでしょうか。
この日は、TBS日曜夜9時のドラマ「ノーサイド・ゲーム」で浜畑譲役として登場された廣瀬俊朗さんの講演もありましたので、そちらは別の記事にまとめておきます。
どんな方?

産廃業社の中で世界一のリサクル率を実現する石坂産業の社長について、簡単に経歴をまとめておきます。
- 石坂典子(いしざか のりこ)。
- 1972年生まれ。高校卒業後、米国の大学に短期留学。
- 1992年父親が創業した石坂産業株式会社に入社。父親の社長に志願し、2002年から社長就任。
- 「絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記」を出版するほか、NHKをはじめテレビ・新聞・雑誌等のメディアに多数掲載。
石坂産業のHPは産業化廃棄物処理の会社とは思えないほど力が入っていますので、環境問題に意識のある方は是非一度ご覧ください。
講演内容

トークの内容として、会社が直面した環境問題にまつわる変遷と、産業廃棄物の現状・これからについて語ってくださいました。
個人的にメモしておきたいと思ったことを書き留めておきます。
〜石坂さんの刺さった言葉〜
1.SDGs「作る責任。使う責任」。
2.海外ではゴミを捨てる教育がない国もある。だからゴミ箱に捨てる習慣がない。
3.ゴミの高度化(耐久・耐火)により、廃棄物処理が不可能に。
4.ゴミを減らすをファッションに。
1つ目の言葉は昨年からよく耳にするようになったSDGsにまつわるものです。2050年には魚の数よりゴミの数の方が増えると言われています。
ゴミは作る側だけの責任ではなく、当然使う側の責任でもあります。この2つの両輪が成り立たないとゴミの削減は効率的に進まないのですが、2つ目に刺さった言葉を聞いて世界の事情にハッと気づかされました。
また、3つ目の言葉も興味深く、私たちの便利な生活の裏では多くの苦労があることを認識させられました。新しい製品を生み出す苦しみだけではなく、新しい製品に生まれ変えさせる苦しみも存在するのです。
これからの僕(→おっさん)らは

日本人の環境意識は、学校教育の中でも取り上げられることから社会全体での教養は整えられています。もちろん、モラルの無い方が悲しいことをする事案も見受けられますが。。
今回の講演で感じたことは、いかにして環境意識を高めるか。それは自らの意識を高めることであり、周りの意識を高めることでもあります。
講演で刺さった言葉の4つ目に「ゴミを減らすをファッションに」という言葉がありました。マイカップを持参するのも1つの環境ファッションであり、お弁当を持参するのも1つの環境ファッション。面倒という発想が先行しやすいですが、個人ができる小さな取り組みを積み重ねていくことが大切です。
Meat Free Mondayという取り組みはご存知でしょうか。
「肉の消費量を減らせば、地球温室効果ガスを効果的に減らせる」という考えで、世界的ミュージシャンのポール・マッカートニーも支持しています。これも個人が気軽に取り組むことができますね。
そしてこれらのファッションを通じて周りを巻き込むことが大切です。職場の同僚に話したり、SNSで発信するほか、言葉で示さずとも行動を続けることで周りの目に触れ、見た方が感じるものが必ずあります。自らが信念を持って続けることが何よりの肝要と言っても過言ではなさそうです。
ファッションという気軽さで、皆が難しく考えず、無理せず環境問題の解決に切り込んでいく。そんな動きを支持・率先する一人となっていきましょう。
・・・・・答えは直ぐには出てきませんが、チャンスの神様を逃さないよう些細なことから考えることを習慣に。
じゃあな。またな。

人口1万人を切るど田舎生まれ・ど田舎育ちの30代おっさんサラリーマン。
特技は社畜ライフで鍛えた体力を用いての弾丸バックパック旅。
高校入学時に親からPCを与えられ、インターネットの恩恵により田舎高校から早稲田大学へ進学。
サークル活動に没頭するも総合成績(GPA)3.5以上を常に維持し、寄り道することなく社会人になる。
現在は社会貢献という自己解釈のもと会社で深夜残業・2年で転勤&転居が当たり前。
休日はスポーツ・資格の勉強・海外バックパッカーで構成される。あと、大量の睡眠も欠かさず補充。
10年ほどこの社会人スタイルで過ごし、70歳まで続けるのは無理だと悟り、自らの人生を真面目に思案中。