What is the alternative to using useful pet bottles?
本日の気になる記事はこれ↓
<2019.12.3> 産経新聞
要約すると
- 飲料自動販売機からペットボトル商品を排除する動きが相次いでいる。プラスチックごみをめぐっては、レジ袋やプラスチック製ストローを使わない運動も広がっている。
- 大阪府豊中市は使い捨てプラスチックの削減を盛り込んだ「クールチョイス宣言」を表明。ペットボトルを排除した自販機を設置したが、特に苦情などはない。
- 背景には近年、地球規模で深刻化しているプラスチックごみによる海洋汚染がある。
- 国はプラスチックの3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進しており、環境省リサイクル推進室では「ペットボトルのリサイクルは進んでいるが、リデュースはまだまだで、消費者がなるべく使わないようにして生産を抑えていく必要がある」と指摘している。
軽くて持ち運びもしやすく、リサイクルにもうってつけな便利の象徴「ペットボトル」も、時代が変われば選ばれないモノへと変わりゆく儚さに驚きです。
ペットボトルの歴史とリサイクル
これを機にペットボトルの活躍を振り返ります。
- 1967頃、米国デュポン社がPETボトルの基礎技術を確立。
- 日本においては、1977年にしょうゆ容器として採用したのが始まり。
- 1982年に清涼飲料容器、1985年に酒類用容器、2002年に乳飲料容器にとして使用開始。
- 一方、日本でのPETボトルリサイクルは1993年に始まる。
- 2013年のPETくず輸出量は446千トン(最高値)。
(参考: PETボトルリサイクル推進協議会「PETボトルとリサイクルの歴史」)
リサイクル率(ごみ排出量に占めるリサイクル量の割合)は80%超えと優秀です。
ただリサイクルには、「マテリアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」「サーマルリサイクル」の3つがあり、日本は大半が「サーマルリサイクル」。これは焼却熱を温水プールや火力発電に活かすという枠組み。つまり資源がまた同じ資源に戻る再現性はないのです。
そもそもリサイクル出来るものもリサイクルされなければ意味がありません。その点で言えば、ペットボトルのリサイクル率80%は回収率の高さを意味していそうです。
「ゴミの量を減らす」という本来の目的に戻れば、ゴミを減らすにはこのリサイクル率を更に高める、もしくはゴミの量を減らすところが検討の入口となることでしょう。ゴミを減らす部分に関しては、素材をそのまま再利用するリユースや、そもそも量を出さないリデュースがありますが、これらの効果はゴミの量削減に直接的に作用します。
別の記事でも触れましたが、使う側にも責任が求められますので、「リサイクル=エコ=とりあえずOK」と盲信的になるのではなく、本来の目的を見失わずに手段を選んでいくことが大切ではないでしょうか。信じ難いですが、判断軸一つでペットボトルの優位性は評価されなくなり、またリサイクルも時代遅れな手法とみなされつつある状況です。
これからの僕(→おっさん)らは
ゴミ捨ての問題と同様に、僕たちはしばしば本来の目的を見失います。なぜなら時間が経てば経つほど反復的な行為は直感的になされ、余計な記憶はそのまま忘れ去ってしまうから。更に言えば、自分事ならまだしも、思い入れのない他人事となれば尚更です。
そしてもう一つ、ペットボトルの存在意義の部分に着目すると、判断軸が入れ替わり優先順位が変化することによって、ドラスティックな形勢逆転が発生するメカニズムも浮かび上がります。
メカニズムと言うと目新しそうですが、これの変化はいつの時代にも付き物です。かつては火縄銃、蒸気機関、今ではインターネットやスマホといった時代の寵児をグリップしないと、自分がいくら今まで優位であってもひっくり返されてしまいます。
この「本来の目的は忘れ去られる」という点と「優位性はひっくり返される」という点を踏まえると、やや割り切りになりますが、過去を大事にすることに必要以上に価値を見出すことはないのかもしれません。
自分の過去は周りの人たちには忘れ去られ、またしがみついていても、突然価値は廃れて消えていくかもしれません。
そう思うと、失敗した過去を自分が思っている以上に恥ずかしがらなくてもよさそうです。むしろいつも新しいことに挑戦し、自分を常に最新にアップデートすることが、時代を生き抜くためには求められているように思えます。
僕らおっさんも、30代では過去を偲ぶのにはまだ早いのかも。新しいことに触れて、面白いと思ったら飛びつく。ダメならまた探して、触れて、飛びつく。
「新しいことなんてできない」なんて、諦めたらそこで試合終了ってやつか。
たかがペットボトルの削減のお話でも、考えをつめていくと生きていくことの厳しさを認識させられます。
・・・・・
答えは直ぐには出てきませんが、チャンスの神様を逃さないよう些細なことから考えることを習慣に。
じゃあな。またな。

人口1万人を切るど田舎生まれ・ど田舎育ちの30代おっさんサラリーマン。
特技は社畜ライフで鍛えた体力を用いての弾丸バックパック旅。
高校入学時に親からPCを与えられ、インターネットの恩恵により田舎高校から早稲田大学へ進学。
サークル活動に没頭するも総合成績(GPA)3.5以上を常に維持し、寄り道することなく社会人になる。
現在は社会貢献という自己解釈のもと会社で深夜残業・2年で転勤&転居が当たり前。
休日はスポーツ・資格の勉強・海外バックパッカーで構成される。あと、大量の睡眠も欠かさず補充。
10年ほどこの社会人スタイルで過ごし、70歳まで続けるのは無理だと悟り、自らの人生を真面目に思案中。