来ちゃった2020年。来るのか2030年?
~東京の目標は日本の目標~

来ちゃった2020年。来るのか2030年?<br> ~東京の目標は日本の目標~

What JAPAN should be in 2030?

年末から更新が滞っており失礼しました。
本日の気になる記事はこれ↓

東京都 長期戦略ビジョン策定 男性の育休取得率90%台に

<2019.12.27> NHK NEWS WEB

要約すると

  • 東京都は2030年に向けて取り組むべき政策などを盛り込んだ長期戦略ビジョンを策定した。
  • 子育て→ 男性の育児休暇の取得率を2030年に90%台まで向上させる。
  • 教育→ 2022年までに教室に無線LANを100%整備。2023年までにモバイル端末を1人1台用意。
  • インフラ→ 調整が済んだ路線から順次地下鉄・モノレールの延伸着手。
  • 小池知事は「いま、種まきをしておかないと、国際都市間競争にも遅れる」と述べている。

たとえ国の対応がイマイチでも、東京都がこんな風に変わって日本を引っ張ってくれると良いですね。東京都の財政力だからできることなのかもしれませんが、他の道府県も同様な風潮になることに期待です。

「未来の東京」戦略ビジョン

今回の報道内容の資料を覗いてみます。一体『「未来の東京」戦略ビジョン』ではどのような内容が取り上げられているのでしょうか。
(※以下、本章では東京都政策企画局HP「長期戦略の策定に向けた取組」から適宜引用します。)

始めに、戦略ビジョンは概要版資料詳細版資料があります。詳細版は300ページを超えるので、大局を掴むには概要版で十分です。(概要版でも85ページあります。)

ちなみに『「未来の東京」への論点』という資料もあります。こちらは平成を振り返り昨今の課題を洗い出しているので、知恵を借りるという点で大いに活用できそうですのでご参考まで。

長期戦略を貫く基本戦略
<基本戦略1> バックキャストの視点で将来を展望する
<基本戦略2> 民間企業等、多様な主体と協働して政策を推し進める
<基本戦略3> デジタルトランスフォーメーションで「スマート東京」を実現
<基本戦略4> 時代や状況の変化に弾力的に対応「アジャイル」

「未来の東京」戦略ビジョン(概要版)

おじさんに苦手な横文字がやたら並んでいますが、要するに「将来を見据えた考え方で、あらゆる実行者が連携し、AIを始めとするデジタル手法(テクノロジー)を導入しつつ臨機応変に機敏に対応する。」といった趣旨です。

①目指す2040年代の東京の姿として20の「ビジョン」を提示
②2030年に向けた20の「戦略」を提示
③戦略実行のための「推進プロジェクト」を立ち上げ
①〜③を通じて「セーフシティ」「ダイバーシティ」「スマートシティ」が進化し、「成長」と「成熟」が両立した未来の東京を実現していく。

「未来の東京」戦略ビジョン(概要版)

ビジョンから戦略、戦略から推進プロジェクトへと細分化・具体化されています。昨年から急激に流行り始めたSDGsと同様な構成で、始めからビジョンを目指して大きく行動する必要はなく、推進プロジェクトのできるところからトライしていくことが私たちには求められているようです。

安全で、多様さが受け入れられ、テクノロジーにより快適な都市として進化する都市「東京」。新しく伸び・切り開き続ける成長と、極限を目指した成果達が煮詰まった成熟が両輪的な魅力として存在する都市として在り続ける。そんな指針です。

ビジョンや戦略の一覧(資料抜粋)を載せておきます。

「未来の東京」戦略ビジョン(概要版)

各ビジョン・戦略、そしてそれらがどのような推進プロジェクトに落とし込まれているか、文字で表現してもイメージがわかないと思いますので、ここまできて興味があればぜひ概要版資料(16ページ以降)を覗いて見てください。

20も分野があれば自分に関連する内容・興味のある分野の1つ2つは見つかりそうです。
むしろ日々の生活の中にこんなにも課題があると思うと若干先が思いやられる気もしますが、一人で全部こなす必要はないと割り切りましょう。

これからの僕(→おっさん)らは

この長期戦略ビジョンで示された道筋は、日本で生きるこれからの10年の指針となることでしょう。東京で実施して他の自治体で追従しないということはないでしょうから、この波はいずれ日本全体に波及すると見ています。

この道筋に乗らずとも生き抜く術はあると思いますが、政策には乗れと言わんばかりにトレンドを攻めた方が追い風まとってチャンスにも恵まれるはず。

したがって、これからの自分に成長目標や事業目標を掲げる場合、これからのトレンドとずれていないか、確認しておくと優位に物事を進められそうです

また、少なくとも今回の戦略ビジョンの基本方針にあるとおり、各トレンドの土台はデジタル手法(テクノロジー)の活用と機敏さです。仕事の中でも大前提となることでしょうから、日々の仕事の課題解決においても当然のことと認識しておきましょう。もうマンパワーを集結して解決する時代ではなくなりました。

最近の新しいものにはついて行けないなんて言ってられない時代にますますなっていくようです。おっさんには世知辛さがますます続きそうですが、今後もデジタルに積極的に触れ、慣れ、ついて行くことは必須と言えそうですね。

引き続き激動の10年間となりそうですが、ビジョンが明るいだけに何ともワクワクします。


・・・・・
答えは直ぐには出てきませんが、チャンスの神様を逃さないよう些細なことから考えることを習慣に。

じゃあな。またな。

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